
5月18日に行われた手術は冠状動脈にカテーテルを通し、ステントという筒を血管内に設置するもの。当初は1〜2時間ほどで終わるはずだったが、担当医の判断でほかの血管にも同様の処置を行い、結局6時間の大手術になったという。
渡辺は4月上旬から体調を崩し、5月に出演予定だった舞台を降板。自宅療養していたが体調は回復せず、精密検査の結果、冠状動脈が詰まり、いわゆる心筋梗塞(こうそく)の状態になっていることが分かった。
心筋梗塞の要因としては高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、肥満、運動不足…などが挙げられる。食生活を改善し、入院前より10キロやせたという渡辺は、心配をかけた妻でタレントの榊原郁恵に対し、「本当に頭が上がんないです」と話し、長年の暴飲暴食をあらためて反省していた。